語源 (3): 言って得する「日本語の語源」

2011年06月22日

ミシン

キャラクターグッズって、高いと思いません?
僕は趣味が競馬と野球観戦なんですが、
好きな馬と、好きなスワローズの自分だけのグッズが簡単に
作れたらいいのにと常々思っています。

で、先日、手始めに安い初心者用ミシンを購入しました。
小さくて軽いのはいいんですが、音がでかいし、
縫い目も1つしかないから、雑巾ぐらいしか作れないことに気づきました。
ちょっと失敗した感があります。やっぱり送料込みで4000円じゃね。

さて、そんなミシンですが、あのペリー提督が1854年に
横浜に再来航した際、当時の13代将軍徳川家定に献上したものが
日本第一号だったそうです。
(実は家定の奥さんへのプレゼントだったそうです。にくいですね。)

時は過ぎ、明治の文明開化の世の中。
英米で「ソーイングマシン」のことを「ソーインミシン」と発音していていた
ことが日本中に広まり「ミシン」という名前が定着したそうです。

やっぱり、日本人の耳のせいですかね。これも。
耳が英語に適応できていたら「マシン」だったかもしれませんね。

wilson.gif


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2011年06月18日

上戸(ジョウゴ) 下戸(ゲコ)

「泣き上戸」「笑い上戸」のように「上戸(ジョウゴ)」というのは
お酒が飲める人、お酒が強い人に使われます。
一方で、酒が弱い人は「下戸(ゲコ)」ですよね。
では、どうして「戸」がつくのでしょうか。
そんなような質問を受けるのが、私の職業。
それを調べなくてはいられないのが「職業病」です。

この「上戸」「下戸」は、律令制度の時代にさかのぼります。
今から1300年余りも前の時代。
701年大宝律令発布後の税収システムが起源です。
当時、課役(課税対象者)が一家に6人以上いる家庭を「上戸」、
4人〜5人の家庭を「中戸」、3人以下の家庭を「下戸」と呼び、
納税額を元に階層が存在していたようです。

その家族の結婚式で飲まれるお酒の量が「上戸」の家では8瓶、
「下戸」の家では2瓶であったことから、
お酒を飲める人のことを「上戸」、飲めない人のことを「下戸」と
言うようになったそうです。

もとは、家の階層によって飲める酒の量から、
体が酒をどの程度受け付けられるかという目安に変わっていったんですね。

ちなみに、上戸彩さんのルーツは上流家庭だったのですかね。
ueto.jpg

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2011年06月15日

あんよ

免許の住所変更で歩きつかれて、「あんよ」が痛い。
現代では、「足」「歩く」の幼児語として使われていますが、
語源は何でしょうね。
あんよ.JPG
実は、現代使われている「幼児語」の多くは、
江戸時代に生まれ、江戸で話された「江戸ことば」です。
「あんよ」は、”足”ではなく”歩む”が語源です。
そのほかにも、降りることを「おんり」、
お腹のことを「ぽんぽん(擬音語)」、
寝ることを「ねんね」などがあります。
「あばよ」という柳沢慎吾さんの捨て台詞も江戸ことば。
「さ あらば よ」→「さらばよ」→「あばよ」となりました。
この幼児語は「あばあばよ」だったそうです。

「あんよ」などの幼児語は、
江戸時代からそのままの形で残されています。
本来、言葉というものは時代と共に、かわっていきますが、
子育ての言葉は母から子へと受け継がれていくんですね。
「幼児語」をやめなさいという子育て評論家を名乗る
おばあちゃんがいますが、「言語」そのものだけの観点でみれば、
幼児語も見直されてもいいのではと思いました。
posted by 語源な人 at 23:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 語源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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