丁髷(チョンマゲ): 言って得する「日本語の語源」

2011年05月21日

丁髷(チョンマゲ)

先日、NHKで、昔の時代にタイムスリップして
人々の生活の様子を取材をしていくという番組を見ました。
その日は江戸時代の髪結いさん(現在の床屋)への突撃取材でした。
当時の武家社会では、髷が結えなくなったから
何か辞めなければならないという規則は特になかったようですが、
多くの武士は髷が結えないことで、
次の世代に譲って隠居していたそうです。
このように、「髷」は武士の生活に密接に関わっていたため
当時から増毛剤やエクステのような「つけ髪」が存在していたそうです。

みなさんもご存知のように現代になっても相撲界や芸能界において
この髪形は、「丁髷(チョンマゲ)」と呼ばれ受け継がれていますが、
なぜ髷に「チョン」がついているのでしょうか。

実は、前に折り返した髷の形が、繰り返しのときに使う「ゝ(チョン)」
という文字に似ていることから、「チョンマゲ」と呼ばれるように
なったといわれ、漢字の「丁」を当てたと言われています。
江戸時代では、額や前頭部を剃り上げ小さな髷を結うスタイルを
「チョンマゲ」といったようですが、明治時代以降は、
男性が髷を結う髪型の総称として言われるようになりました。

チョンマゲのチョンが、文字に似ていることが源だったとは・・・。
現代では、髪型ではありませんが、寝癖でボサボサ頭のことを
鳥の巣などのものに喩えて言うものありますよね。
でも、文字からというのは、聞いたことがないですね。
みなさんは、何かご存知ですか?

posted by 語源な人 at 00:41| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 語源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チョンマゲって漢字を知りませんでした。
字の形からとは意外ですね。
Posted by マナブ at 2011年05月22日 01:40
マナブくん
でしょ?昔の人ってかなりユーモアあるよね。職業病かもしれないけど、この語源は興奮しました。
Posted by 先生 at 2011年05月22日 02:07
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