言って得する「日本語の語源」

2011年04月28日

野球

僕は、物心ついたときからヤクルトファンなんですが、
育ったところが東京じゃなく関西圏?中京圏?
どっちでもない?微妙な三重県だったため、
ずっとオンリーワンな存在だったんです。
なんで、ヤクルトファンになったのかは、
当時の帽子についていたYSのマークが
かっこよかったからと記憶しています。
それだけって…?
そうですよ。だって、当時のヤクルトって
万年最下位で、魅力のないチームでしたから。

90年代の黄金期なんて予想すらできませんでした。
小学生のくせに、死ぬまでに優勝なんてナイと覚悟していました。
まあ、そんなヤクルトですが、
今年は一味違いますね。優勝あるかもです!

ところで、「野球」という言葉って、いつごろ生まれたのでしょうか。
中国語の「棒球」のほうがしっくりくると思うのですがね。

野球が伝わったのは、1871年(明治4年)。
アメリカ人のホーレス・ウィルソンが来日し、
当時の東京開成学校予科で教えたのがはじまりだそうです。
当初は英語そのままの「ベースボール」と呼ばれ、
それを「玉遊び」「打球鬼ごっこ」「底球」と翻訳がされましたが、
定着しなかったようです。

で、「ベースボール」を、初めて「野球」と日本語に訳したのは、
第一高等中学校の野球部員中馬庚(ちゅうまん かなえ)氏です。
1895年(明治28年)に、部史「一高野球部史」を発行し、
2年後には専門書の『野球』が出版され明治30年代以降は、
ひろく「野球」という言葉が使われるようになったそうです。

打球鬼ごっこ、玉遊びはキツイですよね。
「俺、打球鬼ごっこ部に入ろうかな」
「わたし、玉遊び部のマネージャーなの」

「野球」でよかった。
1978-19918140Yakult20Swallows.JPG

posted by 語源な人 at 19:41| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 語源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月27日

ゴールデンウィーク

いよいよゴールデンウィークですね。
みなさんは、どちらにおでかけでしょうか。
私は、相変わらずのジリ貧のため、
「安・近・短」に「超」がついた外出となりそうです。

さて、このゴールデンウィークという言葉は、
どこからきたのか、なんて思ったことはありませんか?
「金のように輝くぐらい待ち遠しい休み」とか
「稼ぎ時(金になる)」とかですかね。

実は、この言葉が生まれたのは戦後まもなくまで遡るそうです。
まず、現在のような連休ができたのは、1948年(昭和23年)7月20日に
「国民の祝日に関する法律」が公布・施行されてからだそうです。
4月29日=天皇誕生日、5月3日=憲法記念日、
5月5日=こどもの日となり、実際に連休が作られたのは、
翌年の1949年(昭和24年)からです。
ただし、この連休がすぐに、「ゴールデンウィーク」として
親しみをこめて呼ばれたというわけではありません。

この言葉が生まれたのは、それから2年後のこと。
1951年(昭和26年)のこの時期に『自由学校』
という映画が上映されたのですが、
年末年始やお盆の時期よりも興行成績がよかったため、
映画会社「大映」の専務:松山英夫氏が、
ラジオの聴取率が高い時間帯を指す
「ゴールデンタイム」という言葉に
ちなんで「黄金週間」と名づけたのが始まり。
その後、よりインパクトのある名前をということで
現在の呼称である「ゴールデンウィーク」となったそうです。

結構歴史があるんですね。
ちなみにというのも、かつて文化の日(11月3日)を中心とした
休暇やイベントが多い1週間を「シルバーウィーク」として
広めようとしたことがあったそうですが、
残念ながら消えてしまいました。
現在の9月の大型連休を指して、
復活のきざしも見えてはいますが、
まだまだ、市民権は得ていませんよね。
今後、どんな名称で定着するのか楽しみでもあります。






posted by 語源な人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 語源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月26日

きれいな話ではないので、どうしようかと思ったのですが、
実は、私は「痔」なんです。もうやだ〜(悲しい顔)
痔にはいろいろな種類があるのですが、
肛門が舌を出しているように見える「痔ろう」と
うんこをするとすぐ切れてしまう「切れ痔」のダブルパンチです。
震災直後、断水となってしまったため、
満足に肛門を洗えなくなってしまって、
切れ痔が悪化し、なかなか治らないんです。
毎日、うんこがでるので、その度に切れていては、
傷口が完治しないというわけなんです。

さて、この「痔」ですが、みなさんは、
これをひらがなで表記するときは
「じ」ですか?「ぢ」ですか?
パソコンでは「じ」じゃないと「痔」という漢字はでませんよね。
ですが、ほとんどのかたは「ぢ」と認識しているのでは?
実のところ、痔の薬で有名な「ヒサヤ大黒堂」が
「ぢ」と表記してきたため、これが定着したようです。
また、「痔」という漢字は「やまいだれ」に「寺」と書かれるため
座禅のしすぎで痔になるお坊さんが多かったことから「痔」という
漢字になったという都市伝説がありますが、
実は俗説どまりのようです。

これには、むしろ「寺」という漢字の由来が関係しています。
「寺」は「峙(ソバダツ)」からきていまして、
「じっととどまる」「動かない」という意味があります。
つまり、肛門付近にとどまり、動かない「峙」の病気
という意味で「痔」となったのです。
なるほど。動かないんですね。
ということは、この「ヒリヒリ」と
ずっとお付き合いしなければならないんですね。
トホホ。




posted by 語源な人 at 11:10| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 語源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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